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 初めに言うと僕は怪獣大好きっ子である。マニアと呼んでいいのか定かではないが、少し違う気がするので大好きっ子と言っておく。
 人気ゲーム『ポケットモンスター』で”怪獣マニア”というトレーナーがやたら他のトレーナーから忌避されていたが、今になって思うと何故あんなに忌み嫌われていたのか不思議である(見掛けが少し危ないだけで、実力は大した事はない)。
 話を戻すと子供の頃からウルトラマンやゴジラ、ガメラなど特撮怪獣ものに魅入っていて怪獣の玩具なんかもたくさん買ってもらっていた。引越しとかで使う大きなダンボール3箱分ぐらいの量は優にあったと思う。
 少し大人になった今でも好きな気持ちは変わらない。むしろ子供の時には分からなかった難しい設定や、大人の事情といったものが見えてきて違った面白さが見えてくる。
 思い出深いのが初代ウルトラマンに登場する2匹の怪獣、アボラスバニラ。この2匹はお互い戦い合って結果アボラスが勝ち、最終的にウルトラマンに倒されるのだが、当時の私には色んな意味でインパクトがあった。

 まず2匹の設定だが、アボラス青色バニラ赤色を帯びている怪獣である。その名も、

『青色発泡怪獣 アボラス』
『赤色火炎怪獣 バニラ』

 である。なんと分かりやすくカッコいい呼び名であろうか。赤色で火炎を吐く怪獣と、青色で発泡する怪獣である。今でも怪獣の呼び名を考えていたスタッフのセンスの良さには拍手を送りたい思いである。
(発泡ってなんだ?)
 その意味だけ解かりかねた僕は母上に教えてもらい、”泡を吐くこと”だよと教えられた。厳密には意味が異なるが、実際にアボラスは泡を吐くので細かい事はどうでもいい。
 怪獣の呼び名だけで判断すると火のほうが圧倒的に優位であり、泡を吐くだけのアボラスに勝ち目は無い。雑菌は消毒できてもバニラは雑菌ではなく怪獣なのだ。
 そんな事を真面目に心配していた僕だったが、さすがは青色発砲怪獣と呼ばれたアボラスは一味違った。
 なんと彼の泡は溶解液としての性質を持ち、泡で包んだ物を何でもかんでも溶かしてしまうのである! これを知った私はものすごく興奮した。溶解液ならぬ溶解泡である。
 怪獣には溶解液を武器とするものは大勢出てくるのだが、僕が初めて知ったその存在がアボラスであった。それからしばらく口から息を吐いてアボラスの真似をする事になるのだが、所構わず”スースー”息を吐きまくっていた姿は今思うとかなり恥ずかしい。
 それはさておき、もはや僕は完璧にアボラス派に成り下がっていた。はどちらも好きな色であったが、常にが1番では2番というのが僕の中での位置付けであった。そういう意味でもバニラよりアボラスを応援していた。
 2匹の素の身体能力ではどちらも怪力。バニラは動きが素早く、アボラスは体力が優れるといった感じ。しかし当時の私でも(バニラ弱いなぁ)と思うほど彼の良い場面が殆どなかった。
 動作の機敏さはアボラスとほぼ同じであり、取っ組み合いでも殆どアボラスに押されっぱなし。最大の武器である火炎もしょぼいもので、ガスコンロの火力の方が勝っているのではと思った程である。
 結局彼は科特隊の一人に目を攻撃され、悶え苦しんでいる所にアボラスから溶解泡を浴びせられ、名前の如くバニラアイスクリームが溶けたような姿になって敗北。
 設定では2匹が出現すれば世界が滅亡するであろうと云われていたが、彼が壊したのは町の一角と競技場と戦闘機一機だけであった。(戦闘機に関しては火炎が少し当たっただけなので墜落していないかもしれない)
 バニラ戦直後にウルトラマンが颯爽と現れ、自慢の溶解泡を浴びせるも銀色の巨体には全く効果なし。善戦空しく倒されてしまうのですが、ここでアボラスは凄い力を発揮する。
 何と必殺技として名高い『スペシウム光線』を2発も当たって生きていたのだ。大抵の怪獣は1発で倒されるのだが、彼は2発を耐え切って3発目でようやく撃沈。体力が高い設定を遺憾なく発揮したアボラスを、ウルトラマンを倒したゼットンが見たら賞賛の拍手をしていたかもしれない。
 最後の最後まで強くて格好良かったアボラスと、奇天烈的な姿でいまいち設定と実力が合っていないバニラ。どちらも僕が知る怪獣の中でトップクラスに好きな存在である。

◎リガメの一言
db270c44.JPG


「俺が怪獣だったらどんな呼び名を付ける?」






( ゚Д゚) 「暴食巨亀リガメ

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