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 先日から読んでいる『ダンタリアンの書架』なのですが、この中に出てくる主役のダリアンという少女が可愛くて仕方がないこの頃です。電車の中でスーツ着た男が読書しながらニヤニヤしていたら恐らく僕でしょう。朝と暮れ時に出現します。

 このダリアンちゃんは十二、三ごろの少女なのですが、外見と裏腹に大人びた口調で話す蒐書狂(ビブリオマニア)でとっても尊大な我侭さん。もう一人の主人公であるヒューイにいつも無理難題と言っています。
 しかしお菓子に目がなく、特に砂糖をたっぷり振りかけた揚げパンが大好物。揚げパンを頬張る挿絵を見た時といったら、もうっ!

 彼女は幻書と呼ばれる”この世に在らざるべき書物”を管理? している存在で、鍵守のヒューイと共に幻書が引き起こす事件や怪異に巻き込まれたりしながら収集していくのが基本ストーリー。

 まだ2巻の途中までしか読んでいないので当然なのですが、幻書とはそもそも何なのか、まだ殆ど分かりません。ダリアンを含め普通の人間と思われるヒューイすらきな臭くて正体が掴めません。
 あと幻書を手にして狂った者たちも大好きです。特に1巻の1話は最高でした。グルメも行き過ぎると怖いね。つまりあの博士もグルメだったのかな?

 そんなこんなで続きを楽しみにしながら読んでいる毎日です。なにやらアニメ化する情報もあるらしいですが、その前に本編や外伝全て制覇しておきたいですね。
 あと何となくですが、とある魔術のインデックスさんのパクリじゃねぇかとか言われてそうな予感。
 確かに共通点多いよっ。僕も一瞬思っちゃったもん! でもどっちも可愛いから良いじゃん! ちなみに僕はダリアン派だよ!



◎リガメの一言
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「イン・・・・・・何とかさんて、誰?」






ヽ(`Д´)ノ 「ムキー!!」





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 心は学生の如し楽観的ですが、現実は非常に歳をとって生きます。宝くじで3億円当たれば働かなくて良いんだけどなぁ。
 それはさておき、将来について思いを巡らせていたら思ったんですよ。僕は小説を書きたいけど、今最大の障害になっているのがバイト時間。これを無くしたい。しかしなくなれば生活できない。
 ならばどうするか。小説で飯を食っていけるようになれば幸せ。なるほど!
 現実を見ていない愚者の思考です。でも僕の中で小説というものが、趣味レベルからプロレベルを意識するものに昇華したのは色んな意味で大きいと思います。
 どうせやるなら上を目指せ! これから僕にとっての創作は単なる趣味でなくなります。まずは本を一冊創作から!

◎リガメの一言
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「編集者とかも色々考えないとな」






( ゚Д゚) 「コネ大事」



 
 来年度3月末までに僕は本1冊作る事を誓います。
 作品はもちろん『異端者』です。ストーリーは外伝的な位置で、伊織と俊耶がメインです。黒刃は・・・あんまり出てこないなぁ。
 今載せている序章を深く掘り下げた、リメイク版みたいなものです。
 宣言した以上はちゃんと作りますよー!

◎リガメの一言
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「やっと本題な話題!」





( ゚Д゚) 「よっしゃー!!」


 町一番のお金持ちの家に、1匹のハムスターが飼われていました。ライ麦色の美しい毛並みと愛くるしい仕草で屋敷の者皆から愛されていました。
 人の背丈ほどもある広々としたお家に、乞食が羨むほどの贅沢な餌を貰って、ハムスターはなに不自由なく幸せに暮らしていました。
 そんな彼を羨しく思っている2匹の夫婦ネズミがいます。街の下水で暮らしている彼らはハムスターのように毛並みが美しいわけではなく、小さくて愛嬌があるわけでもなく、生きていくために何でも食べるので町の生き物の殆どが嫌っています。
 2匹の夫婦は叶わぬ事だと思いながらも、いつかハムスターのような贅沢な暮らしがしたいと願ってやみませんでした。
 ある日、2匹の元に魔法使いだと名乗る人間が現れました。自分達の言葉が通じる時点で2匹は魔法使いの言葉を完全に信じました。
 魔法使いは言います。
「君達の願いを叶えてあげよう」
 2匹のネズミは喜びました。
 もう1人の魔法使いが言います。
「ただし条件があるわ」
 2匹のネズミは急かすように問いかけます。
「この町にいる君達の同類全てを殺す事だ」
「そうすればあなた達は皆から好かれて、あの屋敷で幸せに暮らせるわよ」
 魔法使いは天使の如くにこやかな笑顔で提示します。
 2匹のネズミはその条件に少し迷いましたが、幸せになるためならばと心を鬼にして必ずやり遂げると誓いました。
 その答えに魔法使いはとても幸せそうな表情を浮かべました。
 それから僅か2ヵ月後、町から2匹のネズミを除いてあらゆるネズミが死に絶えました。魔法使いとの約束どおり全て殺し尽くしたのです。その中には2匹の家族や友人、仲間などもいましたが、幸せになるために我慢しました。
 これでやっと幸せになれる。心身ともに疲れ切った2匹の前に、魔法使いが現れました。
「まだ約束は果たされていないよ」
 魔法使いがにこやかに述べる言葉が理解できない2匹。
 説明するように別の魔法使いが述べます。
「まだ同類が1匹残っているわよ。お互いにとって同類のネズミがね」
 ネズミ達は愕然としました。みんな殺せば、2匹揃って幸せになれると信じていたからです。
 2匹はお願いしました。
 彼女を殺す事はできない。
 彼を殺す事はできない。
 しかし魔法使いは聞き入れてくれませんでした。どちらかを殺さなければ、2匹は永遠と地の底で人間に追い回される運命だと述べます。変わらず楽しそうな口調で。
 雌のネズミは彼を殺すぐらいならそれでも良いと言いました。
 その言葉に合わせるように、雄のネズミは彼女の首筋を噛み切りました。小さな血飛沫に染まる夫の歯から、「すまない・・・」と一言呟かれます。
 彼女は何かを言おうとしましたが、喉が潰れているので喋れません。死にかけの雌は最後に涙を目に浮かべて、そのまま死にました。
「おめでとう。約束だ。君の願いを叶えよう」
「さぁ言葉に出して言ってごらんなさい」
 全てを切り捨て、何もなくなった1匹のネズミは呆然と答えました。
 2人の魔法使いが微笑みます。ネズミも微笑ました。とても似たりよった、いびつな笑顔を・・・。

◎リガメの一言
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「昨日はあえて何も言わんかったが、微妙だな」






( ゚Д゚) 「ハッピーエンドにはなったんだよ」



 唯一の光源は一本の蝋燭が照らす灯り。
 簡素な室内には簡易ベッドと、蝋燭が置いてある円形テーブルがあるだけ。窓は一つもなく、重厚な鋼鉄製のドア一つが部屋から出入りできる唯一の繋ぎとなっている。もっともそのドアには十重二重にもロックが施されているので実質一番頑丈な壁と化してしまっているのだが。
 そんな室内に二人の子供が床に座っていた。
 歳は10歳。着ている服は部屋の雰囲気に合わない、気品と高級感を感じさせるシックな礼装。
 しかし欧州有数の高家に生まれた二卵双生児の兄妹は、牢獄のような部屋でも備わった高貴さは失われていなかった。
「そういえばお兄様」
 金髪碧眼の妹が向かいに座る兄に声を掛けながら、二人の間に立てられた塔の一部を引き抜く。
「なんだい?」
 銀髪紅眼の兄が引き抜く妹の挙動を笑顔で見守りながら、答える。
「もうすぐ大学も卒業ですわね。お兄様はどのような進路をお考えで?」
「そういえばそんな時期だね。面倒くさいから考えてなかったよ」
 塔の一部を引き抜き、180cm程の塔が揺ら揺らとグラつく。その様子を緊張と愉楽が交じり合った視線で見つめる兄妹。
 しかし塔は倒れない。妹はホッと胸を撫で下ろし、抜いた平べったい物体を積み重ねられた同じ物体の上に乗せる。数は19個。
「そんな考えでは駄目ですわよお兄様。その分ではレポートもろくに手をつけていないのではなくて?」
「うっ・・・。仕方ないじゃないか。あんな事を書いて何の意味があるっていうんだい? 教授だって真剣に読むわけじゃないし」
 妹が無事引き終わったので今度は兄の番。先程のグラつき方から見ていよいよ慎重に取り掛からねばなるまい。
「そういう問題ではありません。やらなければならない事はどんなに無意味で無価値でも、きちんと全うしなければなりません。それが社会というものですわ」
「お前は真面目だね。本当に僕の妹?」
「れっきと血を分けた最愛のお兄様の妹です」
 力強く、誇りすら感じられる声音で応える妹。にっこりと微笑むその笑顔は天使の如く輝かしい。
 兄は照れくさそうに赤顔を背ける。そのおかげで指先が狂い、バランスを失いつつあった塔がいよいよ崩れた。
 バラバラと大小の塊が兄妹の後に散乱する。
「あーあー。お前が変な事言うから崩れちゃったじゃないか」
「動揺したお兄様の未熟さが敗因ですわ」
 クスクス笑う妹をジト目で見ながら、兄が立ち上がる。妹もそれに習い、二人は鋼鉄製のドアの前に立った。
「そうだ。僕の進路はお前に養ってもらう路線にしよう。レポートもそんな感じでだそっと」
「お兄様ったらそんないい加減な。ーーでも悪くない未来ですわね」
「だろ? というわけでこの先の僕の人生、お前に委ねるから愛する兄のために頑張ってくれたまえ」
「それは私への愛によりますよ。ちょっとでも足りないと感じたらーー」
「その点は心配要らない。だってお前は僕がいないと生きていけないんだからね」
 兄は妹を抱き寄せ、そのサクランボの様な可愛らしい唇に口付ける。お互いに舌を絡め合い、クチャクチャとはしたない唾液の音が木霊する。
「おにい・・・・・さま・・・・・」
 妹の口から漏れるこの上ないほど倒錯しきった声。
 やがてキスが終わり、互いの唇の間に透明な糸が名残惜しそうに伸びる。
「さて。次は誰で試そうか。ていうか他に誰かいたっけ?」
「まだ使用人が3名残っている筈です。いなかったとしても私達の友人の中から選んでも楽しそうですわね」
「あ、そうだね。んじゃ適当にスティーブの奴でも呼ぼうか」
 兄妹は楽しげに十重二重に施錠されたドアを開けた。重厚な金属音がけたたましくなり、家主からの役目を果たす事ができなかったドアが開かれる。
 束の間の自由を手に入れた兄妹は楽しげに廊下を走っていく。濃厚な鉄と腐敗の臭いを漂わせながら、どこまでもーー。




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